バッテリーがやばかった。
いつものディーラーへ
先日、up! GTIの1年点検に行ってきました。
購入から8年、昨年3回目の車検を通して、今回はその後の1年点検です。いつもお世話になっているディーラーに車を預けてきました。
待ち時間に10km走った
作業時間は約3時間とのことで、ディーラーの待合室で3時間ぼーっとしているのも体が鈍るわけで、着替えを持参してランニングすることにしました。
近くの川沿いを約10kmほど。ペースはゆったりと、散歩の延長くらいのつもりで走りました。天気も良く、走るには気持ちのいい気温でした。
車を整備に預けている間に、自分自身も動いて整備している感じがするのが地味に好きです。
家二郎でカロリー回収
走り終わったあとは矢口渡にある横浜家系らーめん「希家」に入って、家二郎を注文しました。
家系のスープ、ワシワシした麺、大量のもやしとキャベツ、しっかりめの油、大きめのチャーシュー。
ランニング後という言い訳があるのでまあいいかという気持ちで食べました。10kmで消費したカロリーよりだいぶ多く摂取したと思いますが、そういう計算をしながら食べるものでもないわけで。
バッテリーが瀕死だった
食事のあとディーラーに戻ると、点検結果の説明がありました。
点検は「延長サービスプラス」の適用で費用は無料。ただし、バッテリーについてかなり状態が悪いとの指摘がありました。担当の方いわく「実質的にかなりギリギリな状態」とのこと。
バッテリー自体は3年以上使っているものでよく頑張ってくれたとは思いますが、出先で突然死されても困るので交換しました。
- 交換品:VW純正EFBバッテリー(品番:000915089AB・59Ah)
- 費用:54,285円
最近の車はバッテリー交換もECUへの登録が必要だったりと、昔のような単純な部品交換ではないんですよね。互換品でトラブルになるケースもあるわけで、純正で交換したのは正解だったと思っています。
up! GTIも8年目。少しずつ維持費がかかる年齢になってきたな、と。
点検後に届いたLINE
点検から数日後、VolkswagenからLINEが届きました。
内容は「ホルムズ海峡情勢の影響により、Volkswagen純正エンジンオイルの供給が不安定になっている」というものでした。
半導体不足や部品不足ならまあわかります。でもエンジンオイルまで影響が出るとは思っていなかったんですよね。考えてみれば、オイルの原料は石油で、その流通ルートがホルムズ海峡を通っているわけで。中東の地政学的な話が、横浜で乗っているドイツ車のオイル調達に直結するとは、正直あまり実感を持っていなかった。
このメールを読んで、以前読んだ斎藤幸平の『人新世の黙示録』に出てきた「恒常欠乏経済」という概念を思い出しました。
欲しいものがいつでも手に入る状態は、資源や流通の連鎖が安定しているからにすぎない。その連鎖のどこかが崩れれば、遠く離れた日常にも影響が届く。本の中ではもっと大きなスケールの話でしたが、オイルの供給メールを受け取ったとき、それが急に身近な話として感じられました。
乗れるうちに大切に乗りたい
up! GTIはすでに生産終了しています。今後、部品や消耗品が潤沢に手に入り続ける保証はないわけで、「次の交換タイミングに手に入るか」という問いが少しずつリアルになってきています。
私にとってup! GTIは、8年経っても乗るたびにどこか楽しい車です。なので、乗れるうちは大切に乗り続けたい。それだけです。
エンジンオイルの供給が滞れば車は走れないし、バッテリーが死んでも動き出せない。でも自分の脚は燃料高騰も部品不足も関係なく動くわけで、ランニングという趣味は意外と強いなと思った1年点検でした。
