どうしてそうなった…。
話の発端はミッションオイル交換時…
MTオイルを交換してもらっていたときに、ふと気づいたんですよね…。
右のブレーキランプが切れていました…。
早速分解
なにはともあれ、分解を試みます。
ライトの内側のサービスホールからコネクタを外して、固定しているネジを外していきます。
赤いロックを手前に引いて、コネクタの爪を押せるようにするんですが、このコネクタがすごく固いんですよねぇ…。寒空の下の作業で、このコネクタ取り外しが本当に時間を要しました…。
ワイヤーハーネスは、なんとウクライナ製。なんとも言えませんねぇ。矢崎ウクライナ有限会社の工場で作られているみたいです。
ということで、ついでに左側のユニットも取り外してみました。
電球が激レアサイズ…
ユニットの裏側から、爪で固定されているパーツを取り外していきます。
こんな感じ。ライト類が見えてきました。
ライト類はすべてハロゲンの豆球で、こんな感じの並びになってます。
で、問題の制動灯(ブレーキランプ)なんですが…。
よく見ると「P21/4W」と書かれていて、ピンの角度が180°ではないバルブになっています…。
調べてみると、
- S25 ダブル ピン角 150°
- P21/4W
- BAZ15D
と呼ばれるバルブ形状でした。これがクセモノで、
- そもそもレアなバルブらしい(ピン角180°のBAY15Dであればポピュラー)
- up! GTIのブレーキランプは(少なくとも日本仕向けでは)High/Lowの2段階の光量切り替えはないのでダブル球である必要がない
という謎仕様。Volkswagenのエンジニア、よくもやってくれましたね…(笑)
一方で、今回球切れをしていたものの、警告灯は表示されていなかったので、LED化するには都合がいいバルブかもしれません。
Amazonは神だった
こんな激レアバルブの球切れ、どうしようかと思いましたが、Amazonにありました…。
LEDではなくハロゲンですが、安心と信頼のPhilips製。とりあえずポチって取り付けてみました。ひとまずブレーキランプは点くようになったので一安心。逆の手順で取り付けて作業終了です。
…というわけで、なかなかエグいバルブの規格でしたが、変に中華製LEDに手を出して火事になっても困るので、ひとまず当面はPhilipsのハロゲン球で様子を見たいと思います。